明けましておめでとうございます。
協会を代表して新年のご挨拶を申し上げます。
NPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会はおかげさまで昨年も順調に活動を行い、この元旦に無事3年目を迎えることができました。
これもひとえに江戸東京野菜を愛してくださる受講生の皆様をはじめ、その育成に多大なるお力をお貸しいただいた講師の先生方、農家の皆様、一般財団法人国民公園協会新宿御苑様、その他関係各方面の皆様のお力添えのおかげと厚く御礼申し上げます。
昨年は協会にとって革新の一年となりました。まず新たな試みとして、各方面で活躍されている資格取得者3名にご登壇いただき、ご自身の活動と江戸東京野菜の関わりを語っていただくエキスパート講座を新宿御苑で開催いたしました。
また農家の皆さまにもご協力いただき、ご要望が多かった圃場見学や収穫体験、栽培体験の機会を設け、皆様に楽しんでいただくことができました。
秋に行った育成講座では新たに約20名の受講生が誕生し、心強いかぎりです。またこれまでの受講生の皆さまにも、今後ますますのご活躍が期待されます。
昨年はリオ五輪が行われ、次の開催地である東京に注目が集まるなか、江戸東京野菜も各種メディアに取り上げられるなど、世間の関心も高まりつつあると実感しております。この機を逃さず、江戸東京野菜こそが日本の食文化である和食を担う食材であること、また、江戸東京の食文化を伝えていくためにも我々協会一同はもちろん、受講生の皆様にもこれまで以上に熱い思いを胸に江戸東京野菜に関わっていただきたいと切に願います。そして本年も一丸となって「種の採れる江戸東京野菜の普及」に向けて邁進していきましょう。
末筆ながら、皆様の本年のご多幸をお祈り申し上げるとともに、関係者の皆様にはこれまでと変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。
本年も江戸東京野菜コンシェルジュ協会をよろしくお願いいたします。
2017年元旦
江戸東京野菜コンシェルジュ協会理事長 納所二郎