明けましておめでとうございます
NPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会は、おかげさまで5年目を迎えました。
取り組みが始まった頃にくらべると、江戸東京野菜は多くのメディアに取り上げられ、周知されるようになりました。
昨年も多くの方々にイベントへの参加や講座を受講していただき、前身の江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会から始まった育成講座も、今秋には第8期生が誕生するまでとなりました。
これもひとえに江戸東京野菜を愛してくださる受講生の皆様をはじめ、その育成に多大なるお力をお貸しいただいた講師の先生方、生産者の皆様、その他関係各方面の皆様のお力添えのおかげと厚く御礼申し上げます。
一昨年に続き出展した東京都主催の「味わいフェスタ」や、4回にわたり行った事業者様向けの「まるごと体験ツアー」の際には、生産者の皆様、JAの皆様、そしてご協力いただいた飲食店の皆様のおかげで、ご来場の皆様、事業者様に江戸東京野菜を知っていただくことができました。
江戸東京野菜を使ってくださるお店も増え、来年に迫ったオリンピック・パラリンピックにおいても、東京のおもてなし食材として、江戸東京野菜が大きな役割を担うことは間違いないことと思います。
昨年、特定生産緑地制度や貸借の円滑化に関する法律が施行され、東京の農業は大きな転換期を迎えています。緑豊かな農地を都市にあるべきものとして守っていくためにも、東京の伝統野菜である江戸東京野菜が、これからの都市農業振興の一助となることを切に願っております。
元号が改まる本年、江戸時代から明治、大正、昭和を経て平成の今日まで、命をつないできた江戸東京野菜の種を絶やすことなく、新しい時代へと送り届けるのが私たちの使命だと考えております。受講生の皆様、関係者の皆様には、本年もより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら皆様のご多幸ご健勝と、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
本年も江戸東京野菜コンシェルジュ協会をよろしくお願いいたします。
2019年元旦
江戸東京野菜コンシェルジュ協会