あけましておめでとうございます
NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、江戸東京野菜の復活普及を実践する人材の育成をしておりますが、コンシェルジュの皆さんは、自身のキャリアを生かして、各分野で活発な活動を展開しています。また、地域に残っていた江戸東京野菜を探し出し、生産者に栽培依頼するなど、復活した江戸東京野菜は現在50品目が認定されています。
昨年は「初めての江戸東京野菜講座」を4月、6月、8月と3回開催し、12月には江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座により9期生が誕生しました。
資格取得者向けには「ベテラン農家指導者は語る」の特別講演も開催いたしました。
夏には生産者との市民交流として江戸東京野菜と東京産野菜たっぷりのバーベキューを、またレストランや市場関係者など、業者向けには江戸東京野菜を「知る」「見る」「獲る」「食べる」まるごと体験のバスツアーを、そして冬の収穫期12月には「江戸東京野菜の山分け収穫体験」を実施いたしました。
毎年開催されている東京都主催の「味わいフェスタ」は、昨年は残念ながら台風の接近により急遽中止になりましたが、出荷されていた江戸東京野菜を食品ロスにしないよう、新宿で無料配布も実施しています。
今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、東京都GAPを取得した生産者も増えています。また、JA東京中央会では、新規に江戸東京野菜を栽培する生産者に補助金を出すことになりました。当協会では、外国からのお客様に東京のおもてなし食材として、江戸東京野菜を提供する機会を増やすよう、江戸東京野菜コンシェルジュの皆さんと共に支援してまいります。
本年も江戸東京野菜コンシェルジュ協会をよろしくお願いいたします。
2020年元旦
NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジュ協会
代表理事 会長 大 竹 道 茂